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2025年3月10日 03:11

PPDMのDNAS Engineについて

いつもお世話になっております。


PPDMのDNAS機能を使用してNASのバックアップを取ろうと
したときにはDNAS Engineというものが必要な認識です。
また、対象のファイルシステムやディレクトリが多いと
バックアップウィンドウ内でバックアップを取るために
複数のDNAS Engineが必要になってくる認識です。
そこでご質問なのですが、


・このDNAS Engineなのですが、
バックアップ対象への割り当て単位はファイルシステム単位か、
その中の共有フォルダ単位か、その中のファイル単位なのか、

どれになりますでしょうか。


・1つのDNAS Engineで複数のサーバの複数のファイルシステムや

共有ファイルをバックアップ対象に取ることは可能でしょうか?


・1つのファイルシステムの中に大量の
ディレクトリやファイルがある場合、
2つ以上の複数のDNAS Engineを1つのファイルシステムに
割り当てて、2台で連携して1台の時よりも高速に

バックアップを取る、ということも可能なのでしょうか。


・DNAS Engineの中には複数のスライサーと
いうコンポーネントがあり、これが1つの共有に対して並列に
バックアップを取れる仕組みだという認識ですが、
このスライサーがどこのディレクトの
どのファイルのバックアップをとるかは
DNAS Engineが自動的に判断するもので、
設定で制御できるものではないものでしょうか?


以上、よろしくお願いいたします。

Community Manager

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2025年3月11日 03:08

・このDNAS Engineなのですが、
バックアップ対象への割り当て単位はファイルシステム単位か、
その中の共有フォルダ単位か、その中のファイル単位なのか、

どれになりますでしょうか。

ファイルシステム(共有)単位です。

 

 

・1つのDNAS Engineで複数のサーバの複数のファイルシステムや

共有ファイルをバックアップ対象に取ることは可能でしょうか?

はい。可能です。

 

PowerProtect Data Manager 19.18 Network-Attached Storage User GuideP.72のProtection engine parametersセクションにある以下記載がありました。

 

A NAS protection engine can protect multiple NAS assets simultaneously by hosting separate containerized agents for backup and restore operations on individual shares. PowerProtect Data Manager selects a protection engine for each protection job based on engine availability.

 

Each protection engine has 24 parallel streams that you can use to protect NAS assets. Likewise, you can assign a number of these parallel streams to use for a particular NAS asset. By default, PowerProtect Data Manager allocates 8 streams per NAS asset, per backup operation. For restore operations, the default is 8 streams for share-level restore and one stream for FLR.

 

To improve performance, you can deploy more protection engines.

 

 

・1つのファイルシステムの中に大量の
ディレクトリやファイルがある場合、
2つ以上の複数のDNAS Engineを1つのファイルシステムに
割り当てて、2台で連携して1台の時よりも高速に

バックアップを取る、ということも可能なのでしょうか。

はい。次の質問の回答にあるように、明示的に何台を利用するか指定することは出来ないはずですが可能です。

 

社内資料にも「複数のプロキシから「スライス」を並行してバックアップする」という記載がありました。

 

 

・DNAS Engineの中には複数のスライサーと
いうコンポーネントがあり、これが1つの共有に対して並列に
バックアップを取れる仕組みだという認識ですが、
このスライサーがどこのディレクトの
どのファイルのバックアップをとるかは
DNAS Engineが自動的に判断するもので、
設定で制御できるものではないものでしょうか?

上記ドキュメントP.25のSlicer library for high-density file systemセクションや、社内資料にあった「NASのファイルシステムを複数のスライスへ自動分割」という記述から、スライサーはバックアップ対象データのメタデータを取得して自動でバックアップジョブを最適化するようなので、設定で制御できるものではありません(最適なバックアッププロセスが自動選択されるとご理解ください)。

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