未解決
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2025年7月17日 01:58
PowerStoreでのレプリケーションについて
1.
ファイルレプリケーションについては4.0からサポートされた認識ですが、
フェールオーバーは手動となり、自動フェールオーバーする場合は、"ProLion ClusterLion"というソフトが別途必要という事でしょうか。
https://prolion.com/clusterlion/clusterlion-for-powerstore/
2.
メトロボリューム同期と、通常の同期の違いですが、メトロボリューム同期の場合は専用のサーバーなど個別で準備となるのでしょうか。Metro Nodeというのがあり、このNodeの役割などご教示ください。
また、特長としてはどちらのPowerStoreにも同一のボリュームが存在して、どちらからも同時に書き込み可能となる認識ですが、主にVMwareなどで利用がメインでしょうか?
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Uehara Y.
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2025年7月18日 00:06
そうですね。
ProLion ClusterLionというソフトウェアは知らなかったのですが、PowerStoreのファイルレプリケーションには自動フェールオーバー機能はないので、手動以外のフェールオーバーを実現するためにはPowerStoreに加えて何か別のものが必要となります。
メトロボリュームの専用サーバーとしてWitnessサーバーの準備をすることが可能ですが、オプションであり必須ではありません(専用サーバーがなくともメトロボリューム同期は可能です)。
Metro Node(旧VPLEX)はメトロボリュームとは別のテクノロジーなので、Metro Nodeとメトロボリュームに直接の関係性はないと考えてください。
Metro Nodeは複数のストレージ製品を仮想化して隠ぺいしてホストに見せるテクノロジーであり、メトロボリュームはPowerStoreのブロック同期レプリケーションを利用したボリューム共用のテクノロジーです。
(できることが似ていたり、名前が似ていたりとややこしいですが・・・)
少し細かくなってしまいますが、「どちらのPowerStoreにも同じ情報をもっている異なるボリュームが存在して、どちらからも同時に書き込みが可能」という表現が正しいと思います。
はい。登場からしばらくはVMwareでの利用しかできなかったことを見ても、VMware環境での利用をメインに考えていたはずです。
ただし、PowerStore OS 4.0からはWndows ServerやLinuxの環境でも利用ができるようになっています。
[参考]
Dell PowerStore: Metro Volume
(ちょっと長いホワイトペーパーですが詳細が書かれています)
iRyu
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2025年7月18日 01:15
ありがとうございます。Metro VolumeとMetro Nodeを勘違いしている事に気づきました。失礼しました。
レプリケーションに併せて確認ですが、レプリケーションについては、"同期"、"非同期"、"メトロボリューム同期"というレプリケーションオプションがあると思いますが、”スナップショットレプリケーション”については
以下のような内容でまとめられてました。
Asynchronous: Replication of block snapshotson source / No Snapshot replication for File
Synchronous: Block snapshots near identical / No Snapshot replication for File
Metro: Snapshots near identical
翻訳からみると伝えたいのは、
非同期については、”ソース側でブロックのスナップショットでのレプリケーション”、同期,メトロについては、”ブロックスナップショットはほぼ同一”と読み取れたのですが、
”Synchronous: Block snapshots near identical ”は 非同期であろうが、同期であればスナップショットを利用しており、同期、メトロは"同期"というのもあるので単にほぼ同一だよ。。っていう事を伝えたいのでしょうか??単にこの意味であれば問題ありません。
後、ファイルにおいてはスナップショットレプリケーションを利用してないような内容でしたが、ファイルの場合はスナップショットを利用しない?という事で、では、どのように転送しているのでしょうか? 単にデータがコピーされるのか分からずご教示ください。
(ちなみにUnityもファイルの場合はスナップショットは使わないという事でしょうか。。)
Uehara Y.
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2025年7月18日 02:10
Dell PowerStore Protecting Your DataのP.60にある記載に関するご質問かと思いますが、該当箇所はLUNやファイルシステム自身のレプリケーションに関する記述ではなく、そのLUNやファイルシステムに対してソースで取得されたスナップショット情報をターゲットにレプリケーションできるかということが書かれていると理解してください。
つまり、
「ソース側で非同期のブロック(LUN)に対して明示的に取得したスナップショットはレプリケーションでターゲットにコピー可能、ファイル(ファイルシステム)に関するスナップショットはコピー不可」、
同期もメトロも
「ソース側でブロック(LUN)に対して明示的に取得したスナップショットはレプリケーションでターゲットにコピー可能であり、同期モードなのでそのコピーはソースにおけるスナップショット取得とほぼ同じタイミングで実施され、その結果ソースとターゲットが持つスナップショット情報に違いはない(=identicalである)とみなすことができる」
というような内容であるとご理解ください。
(表の中にまとめとして書いているために、実際の英語での表現はかなり短くかかれていますが言いたい内容は上記のようなことのはずです)
ブロックもファイルもLUNやファイルシステム自身の非同期レプリケーションでは、静止点の作成、及び問題が発生した際のロールバック地点の作成のために、システムが自動で作成するスナップショットを利用しています。
この基本動作はUnityにおけるレプリケーション処理動作と同じと考えていただいて結構です。
(編集済)