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2025年6月10日 06:04
PowerScale CAVA用のSmartConnectZoneNameについて
PowerScaleのAntivirus設定でCAVAを使用する際、専用のIP PoolにSmartConnectZoneNameを設定するかと思いますが、SmartConnectZoneNameの設定がない状態だとスキャン時にどのような挙動になりますでしょうか。
例えば、
・スキャンサーバとの通信ができない？
・通信は可能だがスキャン時にCHECK$へアクセスできない？
・通信もスキャンも可能だがスキャンサーバからクラスタへSMB接続する際にアクセス分散ができない？
当方にて検証した限りでは、専用IP PoolからSmartConnectZoneNameの設定を削除するとisi antivirus cava statusの実行結果が以下のように表示されますが、isi antivirus cava job によるスキャンジョブ実行・検知は出来ているようでした。
System Status: FAULTED
Fault Message: Antivirus Smartconnect Zone Misconfigured
また、CAVAを設定するにあたり、以下2点は必須である認識で良いでしょうか。
・専用IP PoolにSmartConnectZoneNameの設定があること
・スキャンサーバ側から、専用IP Poolに設定したSmartConnectZoneNameにてクラスタへアクセスができること
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ayas
Community Manager
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2025年6月11日 02:19
yunoさん
PowerScaleのAntivirus設定でCAVAを使用する際、専用のIP PoolにSmartConnectZoneNameを設定するかと思いますが、
SmartConnectZoneNameの設定がない状態だとスキャン時にどのような挙動になりますでしょうか。
⇒SmartConnectの役割はSMBコネクションの負荷分散になりますので
「・通信もスキャンも可能だがスキャンサーバからクラスタへSMB接続する際にアクセス分散ができない」が該当します。
参考：Dell PowerScale: Common AntiVirus Agent Solution
Page 9
SMB connection load balancing
OneFS uses a dedicated IP pool and access zone to isolate all CAVA SMB connections from other workloads. Within this IP pool, SmartConnect is enabled to ensure that all SMB connections are evenly spread across all the nodes.
参考：PowerScale CAVAによるアンチウィルスに関して
また、CAVAを設定するにあたり、以下2点は必須である認識で良いでしょうか。
・専用IP PoolにSmartConnectZoneNameの設定があること
・スキャンサーバ側から、専用IP Poolに設定したSmartConnectZoneNameにてクラスタへアクセスができること
⇒ご認識の通りです。
参考：Dell PowerScale: Common AntiVirus Agent Solution
Page15
The load balancing for the anti-virus workload is achieved by the SmartConnect zone in this IP pool. Because this is a dedicated IP pool for CAVA servers, all the anti-virus scanning workloads should be evenly distributed within the pool.
tagawt
2 Intern
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2025年6月11日 05:11
@yuno さん
以前同じことで検証しましたが、CAVA用PoolのSmartConnect ZoneNameを設定し、DNSサーバーで委任設定までしておかないとスキャンができず、テストファイル（eicar）の検出がスキャンサーバー側でできませんでした。
yunoさんの環境とは少し挙動が違うかもしれませんが、参考になれば幸いです。