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2025年6月16日 04:58
Data Domain:veth0にVLAIDを指定してFailover構成
既存環境のDDではveth0にIPが付与されており、リプレースに伴い新DDにも
同様のIPアドレス設定を付与することを考えております。
例
-------------------------------
既存環境
・veth0:ethMa、ethMb、192.168.50.30
新環境
・VLAN ID:20
1)
新環境のネットワークはVLANが構成されております。
そのため、veth0にVLAN20を構成することを検討しています。
この場合、veth0にIPアドレスを付与せずにveth0.20でFailover構成は可能でしょうか。
2)
以前はveh0を作成後、veth0有効にしてVLANを設定することができましたが
DDOS6.2以降ではできなくなっておりました。
veth0にはIPドレスの設定が必要なのでしょうか?
net config veth0 up
net create interface veth0 vlan → 実行すると以下のメッセージが表示されます。
The bonding mode needs to be set before doing net config.
veth0にIPを付与せずにveth0.20でFailover構成をCLIでするにはどのようにすれば
よいのでしょうか?
3)
WebUIを利用した場合、veth0にIPを付与しなくてもveth0.20をFailover構成にできましたが、
この場合、Failoverの動作はするのでしょうか。
<手順>
① WebUIでIPを設定せずにveth0をFailoverで構成
② WebUIでveth0を選択
③ veth0に設定するVLAN IDとIPアドレスを指定して構成
④ veth0.20が構成される
どうぞよろしくお願い致します。
ayas
Community Manager
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2025年6月17日 02:56
RB-7716さん
1)
新環境のネットワークはVLANが構成されております。
そのため、veth0にVLAN20を構成することを検討しています。
この場合、veth0にIPアドレスを付与せずにveth0.20でFailover構成は可能でしょうか。
⇒可能です。veth0にIPアドレスがなくともその上に構成されたVLANインターフェース(veth0.20 )
もしくはエイリアスがIPアドレスを持っていれば機能する、とあるのでFailOver設定も可能です。
DD Operating System 8.3 Administration Guide
Page120
Bring up the bonded interface and make sure an IP address is on the interface or an associated interface. The bonded
interface may have VLANs and or aliases on it, each with an IP address, and therefore does not need an IP address directly
on it to be fully functional.
PowerProtectDD TagVLAN設定について
2)以前はveh0を作成後、veth0有効にしてVLANを設定することができましたがDDOS6.2以降ではできなくなっておりました。veth0にはIPドレスの設定が必要なのでしょうか?
⇒お知らせいただいたエラー「The bonding mode needs to be set before doing net config.」はnet configコマンド実行前に仮想インターフェースのボンディングモードが設定されていないために表示されているようです。その為Labで以下でやってみました。(先にveth のFailover設定をする)
① Veth作成
# net create virtual veth98
#net show all
veth98 Link encap:Ethernet HWaddr 00:00:00:00:00:00
BROADCAST MASTER MULTICAST MTU:1500 Metric:1
RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:0
RX bytes:0 (0.0 b) TX bytes:0 (0.0 b)
② 作成したvethにインターフェースをFailoverで追加
# net failover add veth98 interfaces ethMe ethMf primary ethMe
Current interfaces for veth98: ethMe, ethMf, primary: ethMe
➂Vlan作成
# net create interface veth98 vlan 98
Creating interface ...
**** Virtual IF, veth98, must have slaves to attach a VLAN
GUIで確認しても設定は反映されていました。
④ そのあとにveth へIPアドレスを付与
←Enabledになりました(検証機の物理結線がないのでエラーですが)
# net config veth98 10.10.5.5 netmask 255.255.255.0
Configuring interface...
****interface veth98 is enabled but is not running.
Check cable and connections
3)WebUIを利用した場合、veth0にIPを付与しなくてもveth0.20をFailover構成にできましたが、
この場合、Failoverの動作はするのでしょうか。
<手順>
① WebUIでIPを設定せずにveth0をFailoverで構成
② WebUIでveth0を選択
③ veth0に設定するVLAN IDとIPアドレスを指定して構成
④ veth0.20が構成される
⇒veth0.20に有効なアドレスを設定し、物理構成がなされていれば機能します。
(というかコマンドでnet config veth0.20 の確認をすればエラーになると思います)
PowerProtectDD TagVLAN設定について (実際にできた人の例)
RB-7716
5 Practitioner
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2025年6月18日 22:24
ayasさん
ご回答ありがとうございます。
ご回答内容、大変参考になりました。
実機にて確認してみます。