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2025年8月15日 03:17

PPDMを構築してみた 6(VMリストア編)

このシリーズでは、PowerProtect Data Manager(以下、PPDM)の導入からVMバックアップ/リストアまでの流れを全6回でご紹介してきました。

第6回(最終回)は「VMリストア編」です。

バックアップした仮想マシンを、実際にリストアしてみます。

シリーズ一覧はこちらです

PPDMを構築してみた 1(デプロイ編)
PPDMを構築してみた 2(初期設定編)
PPDMを構築してみた 3(DDVEインテグレーション編)
PPDMを構築してみた 4(vCenter登録編)
PPDMを構築してみた 5(VMイメージバックアップ編)
PPDMを構築してみた 6(VMリストア編) ←今回


■ VMリストアの流れ

1. リストア対象の選択

  • PPDMの「Restore」メニューから、バックアップ済みの仮想マシンを選択します。
  • 対象VMをクリックすると、利用可能なリストアポイント(スナップショット)が一覧表示されます。
  • ここで、復元したい日時のバックアップを選択します。

2. リストアオプションの設定

PPDMでは、以下のようなリストアオプションを選択できます。

  • 元のVMを上書き
  • 新規VMとして復元(名前変更可能)
  • 復元先ホストの指定
  • ストレージ/ネットワークの選択

用途に応じて柔軟に復元できます。テスト環境に復元したい場合は「新規VMとして復元」が便利です。

3. リストアの実行

  • 設定が完了したら「Restore」ボタンをクリック。
  • ジョブが開始され、「Jobs」→「Restore Jobs」で進捗を確認できます。
  • ステータスが「Completed」になれば、リストア成功です。

■ リストア後の確認ポイント

  • VMがvCenter上に表示されているか
  • 起動できるか(OSやアプリケーションの整合性)
  • IPアドレスやネットワーク設定が意図通りか

特に本番環境でのリストア時は、整合性チェックを忘れずに。

■ まとめ

今回の記事では、バックアップした仮想マシンをリストアする手順を解説しました。

  • PPDMでは、バックアップだけでなくリストアもGUIで簡単に操作可能
  • 新規VMとしての復元や、復元先の柔軟な指定が可能
  • テスト環境や障害復旧時にも活用できる

PPDMとDDVEはトライアルライセンスで90日間無料で使用できます。検証環境やPoCにも最適ですので、ぜひ一度お試しください。


これで「PPDMを構築してみた」シリーズは完結です。
ご覧いただきありがとうございました!

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