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2025年6月16日 08:45
17世代PowerEdgeサーバーのメモリー構成制限について
いつもDell Technologies製品をご利用いただきありがとうございます。
今回は第17世代 PowerEdgeサーバーにおける、CPUごとのメモリー構成の制限についてご案内いたします。
第16世代PowerEdgeサーバーとは一部で構成可能なDIMM枚数が異なりますので、ご確認いただければ幸いです。
□17世代サーバー搭載可能CPU
17G PowerEdgeサーバーでは、以下の3つのCPUシリーズに対応しています:
- Intel Granite Rapids-SP
- Intel Sierra Forest-SP
- AMD Turin
それぞれのCPUシリーズでメモリーの構成枚数の制限に違いがあります。
※以下の説明は、CPU1基あたりに搭載できるDIMMの枚数をまとめております。
そのため、仮に2基のCPUを搭載する構成であれば、単純に2倍の枚数のDIMMを搭載できるとお考えいただいて問題ありません。ただし、AMD Turin搭載サーバーについては、1CPU構成でしか使用できないDIMMの枚数に制限がある場合があります。
□Granite Rapids-SPの場合
□Sierra Forestの場合
※DPCとは「DIMMs per Channel」の略で、1つのメモリーチャネルに対して何枚のDIMM(メモリーモジュール)を搭載するかを示します。
【Intel Granite Rapids-SP / Sierra Forest-SP】
- メモリーチャネル数:8チャネル
- 構成可能なDIMM数:
- 1DPC(1チャネルあたり1枚):合計8枚
- 2DPC(1チャネルあたり2枚):合計16枚
- 推奨構成:8枚または16枚
- 最大性能を引き出すには、すべてのチャネルに均等にDIMMを挿すのが理想です。
□Turinの場合
【AMD Turin】
- メモリーチャネル数:12チャネル
- 構成可能なDIMM数
- 2CPU構成の場合:各CPUにつき1チャネルあたり1枚(1DPC)のみサポートされており、合計で最大12枚のDIMMを搭載できます。
- 1CPU構成の場合:1チャネルあたり2枚(2DPC)の構成が可能となり、最大で24枚のDIMMを搭載できます。
- 推奨構成:12枚または24枚
- 最大性能を引き出すには、すべてのチャネルに均等にDIMMを挿すのが理想です。
- NVIDIA GPUを搭載する場合は、NVIDIAの推奨に従い12枚または24枚での構成に制限されます。(使用できるDIMM容量はGPUの仕様によって異なります。)
□おわりに
CPUの種類や構成により搭載可能なDIMM枚数が異なります。
最適なパフォーマンスを得るためにも、構成時には上記の制限と推奨にご注意ください。
ご不明点があれば、弊社担当までお気軽にお問い合わせください。
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