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2025年4月15日 07:52
RecoverPoint+UnityXTで保護している環境のボリューム拡張について
すみません、情報にたどり着けず困っておりましてご教授&調査にご協力頂けないでしょうか。
<環境>
・UnityXTx2台の構成をRecoverPoint Gen6でレプリケーション保護(CRR)している環境があります。
・UnityXTのLUNはvSphereへ提供しており、VMFSで運用しています。
<やりたいこと>
・VMFSで提供しているUnityXTのLUNを拡張しようとしています(UnisphereでLUNの拡張を行いたい)
・RecoverPointのジャーナル領域もそれに合わせて拡張したい
<確認したいこと>
・上記管理者ガイドのP.123を見ると、Dynamic LUN Resizingが可能なストレージであればレプリケーション構成を破棄せずに
UnityXTでLUNの拡張 → Unisphere for RPで「Replication Sets」を「Resize」すればフルスィープせずに
保護が継続できそうです。P.
UnityXTは「Dynamic LUN Resizingが可能」と思うのですが良いでしょうか。
(VNX R32以上としか書かれておらずUnityに言及が無いので念のため)
・ジャーナルの領域拡張についてはジャーナル用のLUNを追加する場合においてはフルスィープ無しでジャーナル領域を拡張できると理解しています。(P.125)
ジャーナル用に割り当てているLUNを拡張するとフルスィープが必要で、且つ管理していたポイントタイムビューを破棄する、と言う注意点が発生すると言う理解ですが良いでしょうか。
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Uehara Y.
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2025年4月16日 03:23
はい。その認識で良いです。
オンラインサポートからはうまくダウンロードできなかったのですが、KB000203635-RecoverPoint: CGs in error and RPAs down in multiple RecoverPoint systems using same Unity arrayにあるリンクからダウンロード出来たDell EMC RecoverPoint Deploying with Midrange Storage Technical NotesのP.21に以下記載がありますし、2025年3月にOpenされたUnityXT 380+RecoverPointに関するSRでKB000205937-All about Dynamic LUN Resizing of Recoverpointを参照しているものも存在していました。
Dynamic LUN resizing
If all the volumes in a replication set are attached to the Unity/VNXe/VNX splitter, it may be possible to resize them without disrupting replication.
Limitations:
・ Only dynamic expanding is supported, not shrinking of LUNs.
・ Dynamic resizing of repository or journal volumes is not supported.
・ After resizing the volumes in a replication set, virtual image access with roll will not be allowed to a point-in-time before the volume was resized. Virtual image access(without roll) and physical image access to a point-in-time before the resizing are supported.
はい。
追加ではなく拡張する場合には一度ジャーナル用に利用しているLUNをRecoverPointから切り離し、LUN拡張後に再認識という処理を行うために、注意点として記載して頂いた事項に関する考慮が必要となります。
Nori_Ishitsuka
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2025年4月16日 07:59
@Uehara Y.
いつもご回答ありがとうございます!(最近AIばっかやってて箱の方の対応がおろそかで恐縮です💦)
やはりUnityであればOEバージョン問わず Dynamic LUN Resizing に対応ってことですね。
本件で気になることは、システム停止やレプリカポリシーの操作などもそうなのですが、
ジャーナル拡張の件でも触れたポイントインタイムが消えてしまってそれ以前の状態へリカバリが出来なくなったり、
フルスィープが必要になったりすることなのですが、Dynamic LUN Resizing が仕様通りに動作すれば
そう言った懸念は基本的に無さそうですよね。
他に留意事項は考えられるでしょうか。。。(あくまで思いつく範囲で結構です
Uehara Y.
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2025年4月16日 23:00
最初に参照されていた箇所がまさにポイントだと思うので、他に留意事項として思いつくことはないです・・・
結局のところ、
保護対象LUNについてはDynamic LUN Resizingが動作するUnity、VNXe、VNXであればストレージ側の対応だけで、(ホストでは拡張されたLUNを認識する必要はあるでしょうが)RecoverPoint側では明示的に処理/対応する必要はない。
RecoverPointのジャーナルLUNの容量を大きくしたい場合には、今までに利用していたLUNと同じサイズのLUNの追加が安全(かつおそらく並列書き込み数も上がるのでパフォーマンス向上もする)であり、無理してLUNの拡張をするのはあまりおすすめできない(記録していたジャーナルが拡張時に破棄されてしまい、過去のポイントインタイムに戻れなくなってしまうので)。
といったところなのだと思います。
Nori_Ishitsuka
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2025年4月17日 00:36
@Uehara Y.
ジャーナル拡張は「既存と同一サイズのLUNの追加」が推奨のようですね。
アドバイスありがとうございました!
(先ほど解決スレッドにしました。)