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2025年6月26日 02:57

CloudPoolsとAWS リージョンについて

CloudPools account連携におけるディザスタリカバリー時のリージョンへのアクセスについて教えてください


①東京リージョンhttps://s3.ap-northeast-1.amazonaws.comを登録している設定している
②東京リージョンへアクセスできない状態で、DRとして大阪リージョンにアクセスしたい

前提:東京リージョンと大阪リージョンでs3は、リージョンにまたがったデータが保存されている

質問1
アカウント情報を東京リージョンだが、アクセスした際に接続できない場合は、S3側で大阪リージョンへアクセスを移してくれるのか

質問2
ターゲットクラスタにSyncIQで自動設定されたクラウドアカウント情報の東京リージョンから、ターゲットクラスタのスタブから大阪リージョンにアクセスしてデータのダウンロードはできるのか

質問3
メタデータの情報は東京リージョンになっているが、s3側では東京、大阪リージョンにまたがって保存されているので、アクセスの入り口として大阪リージョンを選択することが出来れば、同じデータを手に入れられるのか

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2025年6月27日 01:14

wdmr_strikeさん

 

CloudPools account連携におけるディザスタリカバリー時のリージョンへのアクセスについて教えてください

①東京リージョンhttps://s3.ap-northeast-1.amazonaws.comを登録している設定している
②東京リージョンへアクセスできない状態で、DRとして大阪リージョンにアクセスしたい

前提:東京リージョンと大阪リージョンでs3は、リージョンにまたがったデータが保存されている


質問1
アカウント情報を東京リージョンだが、アクセスした際に接続できない場合は、S3側で大阪リージョンへアクセスを移してくれるのか
⇒ CloudPools accountdで、すでにhttps://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com

を指定している場合は、PowerScaleはいつでも東京リージョンへのアクセスとなるため、

リージョンアクセスはうつすといった機能はありません。

 

参考:CloudPools configuration(例はAzureですが仕様は基本同じです)
Creating cloud storage accountのセクション(選択肢にFailover先などの設定はないです)

 

参考:PowerScale OneFS 9.11.0.0 CloudPools Administration Guide
Page18 Each cloud storage account can only belong to a single CloudPool storage container
Page19 Storage region:The region that stores the data. The provider assigns this value when creating the account.


質問2
ターゲットクラスタにSyncIQで自動設定されたクラウドアカウント情報の東京リージョンから、ターゲットクラスタのスタブから大阪リージョンにアクセスしてデータのダウンロードはできるのか
⇒ SyncIQはデフォルトでSmartLink(スタブファイル)のみをReplicationしますがそのスタブファイルは実データのロケーションを含み、(この場合は実データが東京リージョンであるという情報を持っている)だけになるため大阪リージョンからのダウンロードはできません。

 

 

参考:PowerScale: CloudPools and Microsoft Azure
Page7 Each SmartLink file contains a data cache and a map. The data cache is used to retain a portion of the file data locally, and the map points to all cloud objects.

 

参考:PowerscaleのSyncIQ利用とパブリッククラウドストレージ併用に関して
もしもそうである場合には、DR機からS3相当にアクセスするのはレプリケーションによりコピーされたSmartLink経由であり、SmartLinkが指し示す先の実データはTokyoリージョンのデータとなるので、その実データをOsakaリージョンに保存するということは出来ないはずです。。


質問3
メタデータの情報は東京リージョンになっているが、s3側では東京、大阪リージョンにまたがって保存されているので、アクセスの入り口として大阪リージョンを選択することが出来れば、同じデータを手に入れられるのか
⇒CloudPoolsの設定でエンドポイントを東京から大阪に変更したとしても、メタデータの情報が東京であるかぎり、(=Stub Fileで東京リージョンに実データがあるとなっているかぎり)PowerScaleからは大阪から同じ情報にアクセスできるかというとできない、と思います。 (PowerScale内にあるStubファイルの情報は東京リージョンのままなので大阪リージョンのデータと紐づけられない)

 

新たに大阪リージョンをエンドポイントにしたCloudPoolを作成すれば大阪リージョンへのアクセスは可能になりますがそれが必ずしも東京のそれと同じ、という保証はPowerScale的にはないです。

 

 

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2025年7月3日 05:37

詳細なご回答ありがとうございます。大変助かりました。
PowerScale側でのアクセスをファイルオーバしてくれることは無い、
あくまでPowerScaleはアーカイブ先のリージョンに取りに行くこと理解できました。





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